キャッシングにネガティブなイメージを持つ人も多いのですが、その最大の理由としてはヤミ金という言葉にあります。
いかにも言葉だけでネガティブな印象を与えてしまうものなのですが、最近ではさらにソフトヤミ金というカテゴリーもあるようです。
ここではソフトヤミ金について考えてみましょう。
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ソフトヤミ金っていったいなに?
ソフトヤミ金とは、その名の通りにヤミ金の中でもソフトなものを指すようです。
ヤミ金と言うと、いかつい顔の人がいてお金を貸してくれるところとイメージする人も多いのですが、ソフトヤミ金では普通のサラリーマンのような人が対応をするようです。
その態度もソフトですし、返済できなかった時の取立てもソフトなことから、ヤミ金とはまた違った言葉が使われています。
ただし、使われている言葉が違うだけでヤミ金であることに違いはありません。
- ソフトという言葉を使ってはいますが、それはヤミ金と比較してのことであり、一般的なキャッシング会社とは比較にならない暴利をとっていたり、取立ても貸金業法による規制を守らないまま行うことがほとんどです。
- キャッシング会社が利用できないケースであっても、公共の金融機関や役所でならお金の借入をすることができることもあります。
ですので、ソフトヤミ金なら大丈夫かもというような印象を持っているのなら、すぐにでも捨てるようにしてください。
一般的にソフトヤミ金の対象となるのは、まっとうなキャッシング会社を利用できないような条件の人になります。
専業主婦の人であったり、生活保護の受給を受けている人、年金生活の高齢者、債務整理などの経験があり個人信用情報にキズがついている人などが具体的な例だと言えるでしょう。
日常生活の中でちょっとしたお金に困っているという人は多く、そうした人に対して2万円を貸すから10日後には3万円にして返して、というような条件でお金を貸すのがソフトヤミ金です。
小額の貸付を短期で回収するという手法をとっており、一見するとそこまで無茶な額ではないと思うかもしれませんが、数字にするとその悪質さがわかります。
上の例ですと10日で50%もの利息がつけられている計算なので、月利にすると150%という恐ろしい数字です。
一般的なキャッシング会社の金利相場にあてはめて考えると、100倍程度もの金利がついているので、いかにソフトヤミ金が危険なものか理解できるでしょう。
ソフトヤミ金に引っかからないには?
ソフトヤミ金に引っかからないにようにするには、ともかくお金を借りるのであれば、まっとうなところから借りるようにすべきです。
そうした問題はなかなか相談しにくいものですが、相談にのってくれる公共サービスもあるので、連絡をしてみてください。