キャッシングを利用する上で気になってくるのが、返済に遅れた場合です。
最初から返済をしないことを前提として、キャッシングを利用するという人は少なく、ほとんどの人はきちんと返済することを考えているはずです。
しかし、お金が必要になるトラブルというのはいつ起こるかわかりません。
十分な返済計画を立てていたとしても、何かしらのトラブルによって返済に遅れてしまうというケースもあるでしょう。
そうした時にどうなるのかを考えておきます。
キャッシングの返済が遅れてしまったら?
仮にキャッシングの返済が遅れてしまったらどうなるのかと言うと、まずはキャッシング会社から電話で連絡があります。
返済日の翌日から一週間くらいは振込をするまで、連絡があると考えてください。
この時点で、すぐにでも振込ができるのなら問題はありません。
また、キャッシング会社によってはいついつまでに振込をしてください、という期日の指定がなされることもあるようです。
先ほどの例と同様に、この期日までに振込ができれば問題ないようです。
しかし、上手く期日までにお金を用意できれば良いですが、そうできないケースもあるでしょう。
その場合、キャッシング会社に連絡をしておかなければ、請求書や督促状といったものが届くようになります。
これは早くお金を支払ってください、という内容です。
それでも支払いができないというケースでは自宅や会社などに、キャッシング会社の人が訪問をしてくるという形になります。
また、もう1つのデメリットとしては個人信用情報にキズがついてしまうことです。
個人信用情報とはキャッシングやクレジットカードの申込をする時などに利用されるもので、ここにキズがついてしまうと審査に通るのが難しくなります。
これから住宅ローンやカーローンを組むという場合でも悪影響が出てしまう可能性もありますので、できるのならキズがつかないように返済してください。
一度、個人信用情報にキズがついてしまうと5年~10年はその情報が残ってしまいます。
この情報が記載されている限りは、審査に通るのが難しいでしょう。
どうしても返済できない時は?
返済をする気持ちはあっても、どうしても返済できないという状況もあるはずです。
そうした時には、なるべく早めにキャッシング会社に連絡をして、事情を話すようにしてください。
基本的に返済がなくなることはありませんが、ある程度は融通をきかせてくれることもあるので、いつなら支払えるという情報とともに申告すると良いでしょう。
これは返済する意思があるという証拠にもなりますし、心象的にも黙っているよりは良いので、必ず行うようにしてください。