あなたがキャッシングやカードローンでお金を借りるという場合、当然のことながらその利用用途というのは、あなたの自由です。
キャッシングで返済に困っている方の場合、例えば競馬やパチンコなどのギャンブルにお金を使うという事も少なくは無いでしょう。
しかし、そういった自由に使える融資とは別に、貸付金の使用用途が予め指定されている様な仕組みがある事をご存知でしょうか。
これをタイドローンというのですが、通常のキャッシングとは一体どのように異なるのでしょうか。
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タイドローンとは
- 先ほど申し上げた様に、タイドローンは貸付金の使用用途が貸付者から指定されている融資となります。
- これらに関しても、タイドローンと同様に国際間で使用される事がほとんどとなっています。
あまり個人で使用される事は無く、企業であったり、国際的な目的で融資などが行われる際に使用される事が多いルールとなっています。
タイドローンの最も代表的な一般例としては、輸出を行っている企業が輸入を行っている企業に対して信用の代わりに代金などの支払いを一定期間延ばしてもらうという延払い輸出の制度がそれに当たります。
またタイドローンの一つの特徴として、発展途上国向けの場合、貸付国のサービスや商品の購入を条件にしているものが多いです。
その理由ですが、借入国からすれば割高で、なおかつ品質が悪いサービスや商品を購入せざるを得ない事にもつながりますから、使用の制約を行わないアンタイドローンにしてほしいという要望が多いからです。
アンタイドローンとは?
今、アンタイドローンという言葉を使いましたがこちらの説明をさせて頂きます。
このアンタイドローンというのは、タイドローンとは違い、資金の使途に何ら制限が無い融資となります。
似た様な言葉で、貸付金の使途を同様に制限せずに、運用を特に監督されていないインパクトローンというものも存在しますが、これらはほど同義語と考えても間違いないでしょう。