キャッシングについての基礎知識 -元金均等返済編-
元金均等返済について説明する動画です。
元金均等返済とはその名の通り、元金を均等に返済していくというものです。
例えば30万円を実質年利15%で借りて、半年間で元金均等返済していく場合の計算をしてみましょう。
半年間なので返済の回数は6回です。
元本としては30万円÷6回で、毎回5万円ずつ返して行く事になります。
利息の計算をしてみます。
1回目の返済では、元本30万円に年利15%の利息が付きますので、計算としては次のようになります。
【30万円×0.15÷365日×30日=3,698円】
このように3,698円の利息が付く事になり、1回目の総返済額53,698円となります。
2回目の計算は次のようになります。
【25万円×0.15÷365日×30日=3,082円】
このように3,082円の利息が付く事になり、1回目の総返済額53,082円となります。
3回目以降も同様の計算をしていくと、総返済額は次のようになります。
3回目 … 52,465円
4回目 … 51,849円
5回目 … 51,232円
6回目 … 50,616円
このように、どんどん返済の額が小さくなって行きます。
利息は元金に対して計算するものなので、元金が減って行く事で、利息も減って行きます。
ですから最初の総支払額は多いですが、どんどん少ない額になって行きます。
ローンの返済方法の中で、この「元金均等返済」というのは最も利息負担の少ない返済方式とされています。